大学職域接種におけるCOVID-19ワクチン接種後症状
キーワード:
COVID-19, 職域接種, 大学
要旨
2021年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のため、ワクチン接種が進められた。本稿では、日本医療科学大学および城西大学の職域接種における接種後症状についての調査結果を報告する。若年層(学生)を中心に計2885件の回答が得られた。1回目は、接種部位の痛み、筋肉痛、倦怠感が多く見られた。2回目は、接種部位の痛み、倦怠感、発熱が多く見られ、全体的に1回目よりも高い発症率であった。両回とも、ほとんどの症状で接種2日目の発症率が最も高いことが示された。