細胞内燐酸酵素によるコカルボキシラーゼの分解に就いて 藤田 秋治 土肥 圭三郎 河内 省一 要旨 さきに我々はビタミンB1の遊離型とエステル型とを定量する方法を蛍光法と比色法とに就いて詳細に発表したが、その後研究を進めて行くうちに遊離型定量の操作の途中、組織磨砕の間に動植物組織中に含まれている燐酸酵素の作用が現れて、エステル型のビタミンB1、即ちコカルボキシラーゼが可なり分解して遊離型となることが判った。 PDF 出版済 2017-10-29 巻号 1 巻 1 号 (1942) セクション 原著論文